サポート事例

80代 女性
離れているからこそ託したい

 今回は大分市にお住いのY様の事例をご紹介いたします。

 Y様は市内のご自宅にて一人で生活されています。ご主人は数年前から近くの特別養護老人ホームへ入居されており、お子さんは関東に娘さんがいらっしゃいます。ご姉妹は施設へ入所されており、今までは全てY様がお世話をされていました。

「耳も遠くなった…、膝も悪くなった。私が倒れたら誰が…」とご自身を含めた、将来の不安を地域包括支援センターさんを通してお問い合わせくださいました。

 Y様は葬儀社の互助会に加入しており、先祖代々のお墓に加え納骨堂まで購入しておりましたので、日々の生活支援と施設や病院への入所・入院の際の身元保証&緊急支援を組み合わせた「いきいき生活プラン」にてご支援させていただく事になりました。

 今回の支援内容では万が一の際の対応は初期対応のみとなり、葬儀・納骨、死後事務から相続に至るまでの対応は娘さんへお任せする事になります。今年はお盆に帰省されると言う事でその場に私も同席させていただき、将来について話し合う場を設けていただきました。

「娘とはいえ親の死や相続について話すことにとまどいがあり、今まで具体的な話は避けて来ましたが、今回こんな機会をもらえて助かりました」と感謝のお言葉を頂戴致しました。

「普段そばに居られないからこそプロに託したい」。その一言に専門家としてご家族の期待に応えたいと、思いを新たにしました。

90代、女性
本人の希望、ご家族の要望

今回は新しく始まった分割払いを利用した事例をご紹介いたします。

 M様は別府市のサ高住にお住まいでした。終活のために実家のある大分市に転居したいが、高齢者の一人暮らしでは賃貸物件を借りれないので協力してほしいとお問い合わせをいただきました。

 M様はご親族(娘)との関係はとても良好なのですが、そのご親族が関東にお住いのため身元保証人の条件が満たせない…。さらにM様がご高齢なため「施設を離れて一人暮らしを始めるなんてとんでもないっ!」と反対されている状況でした。

 ご親族のお気持ちは十分に理解できるところ。ですがご本人の希望もなんとか叶えたい!と言う事で、ご親族と大家さん(オーナー)に「ふじ」でお部屋を借りあげ、24時間見守りサポートを行い一般生活支援を併用する事で、双方の心配事を解消しご理解をいただきました。月々のお支払いも葬儀・納骨をご親族にお願いし、事務支援のみ承る形に変更した事で無理のない金額でご利用していただく事ができました。

 「ふじ」ではご相談いただいた方お一人おひとりに合わせたプランを作成し、最大限ご要望にお応えできるよう、ご親族や地域の介護福祉に従事されている皆様のお力をお借りしながらスタッフ一同全力でご支援させていただきます。

80代女性
大切なお誕生日

今回は大分市内にてお一人でお住まいの会員A様のお話をご紹介します。

A様は平日には卓球やコーラス、お寺での座禅など毎日お元気に活動されています。おしゃべりが大好きで新しく通い始めたデイサービスも楽しいとお気に入りでいらっしゃいます。

 そんなA様が先日お誕生日を迎えられましたので、何かお祝いしたいと思い不器用な私ですがメッセージカードを作り定期訪問も兼ねてご自宅に伺わせていただきました。

 A様は私の拙いメッセージカードを大変喜んでくださり、若かりし頃の旅行の話しや旦那様との思い出話しにいつも以上に花が咲きました。

 「身元保証事業はご家族の代わり業」。支援、支援と固くなっていた私に大切な初心を思い出させていただけた貴重な時間になりました。

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